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【VTI】米国全体へ投資できるETF。S&P500をも凌ぐ最強のETF

【VTI】米国全体へ投資できるETF。S&P500をも凌ぐ最強のETF

ともぞー
今回はVTI バンガード・トータル・ストックマーケットETFの特徴をまとめたので紹介するよ。

ココくん
VTIは一言で言うとどんなETFなの?

ともぞー
このETFを買えば“米国全体”へ投資できるようなETFなんだ。

ココくん
S&P500連動のVOOと似たような感じのETFってことかな?

ともぞー
いい質問!VTIとVOOは似て非なるものなんだ。この2つのETFは比較されることが非常に多いね。

ココくん
結局どっちを買ったらいいの?

ともぞー
結論から言うと、成績にあまり差は無いから好みで決めてしまっていいと思う。VOOとの比較も含めて紹介していくね。

VTIはバンガード社で一番売れているETF

バンガード社では、僕が買っているS&P500連動のVOOを押さえてこのVTIが一番買われています。

バンガード社に限定せず米国全体で見ても、米国上場ETF全体で3番目の純資産を誇る大人気のETFです。
 

VTIは米国全体へ投資できるETF

VTIはバンガード社のトータル・ストックマーケットETFです。CRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとするETFとなります。

S&P500との違いは、S&P500が厳選された大型株500銘柄で構成されているのに対し、トータル・マーケット・インデックスは、大型株も中小型株も含めて3600銘柄以上で構成されており、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしています。

ココくん
S&P500連動のVOOのほうが、厳選された大型株中心だから良いんじゃないの?

ともぞー
実はそうでもないんだ。中小型企業は、大型企業よりも成長性が高くて利益も伸びていくから、株価も大きく上昇していく傾向があるんだ。

ココくん
なるほどね。でも逆に大型株より安定してないから株価が下がりやすいとかはないの?

ともぞー
ココくん今日はなんか鋭いね…。ココくんの言う通り中小型企業のほうが下げ幅も大きい。だから結果としてVTIはVOOとトントンぐらいなんだ。

中小型株にはリターンが大きいというメリットだけではなく、デメリットもあります。それは業績が大型株と比べて安定していなく、株価のボラティリティが大きいということです。

『VOOは安定的、VTIはちょっとだけ上下幅が大きい。でも結果的にはだいたい一緒。』みたいな感じになっています。
 

VTIの経費率と配当利回りはVOOとほぼ同じ

経費率(信託報酬)

VTIもVOOも経費率は年率0.04%と同じで激安です。

配当利回り

VTIは1.79%。VOOは1.76%とほぼ同じです。配当を目当てに投資するようなETFではないですね。オマケ程度に考えておけばよいかと思います。
 

VTIの保有銘柄

銘柄別構成比率の上位10カ国を見てみます。

銘柄名 構成比
アップル 2.9%
グーグル 2.0%
マイクロソフト 2.0%
アマゾン 1.5%
エクソン・モービル 1.4%
ジョンソン・エンド・ジョンソン 1.4%
フェイスブック 1.4%
バークシャー・ハサウェイ 1.3%
JPモルガン 1.3%
ゼネラル・エレクトリック 1.1%

総資産総額に占める上記10銘柄の割合は16.3%です。

保有銘柄上位はアップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾンなどの日本でも圧倒的に知名度のある企業で安心です。じつはこの順位VOOと全く同じです。
 

VTIのセクター別構成比率

セクター別の構成比率を見てみます。

まんべんなくバラけているよう見えますが、一点、金融セクターが一番多く20%も占めています。金融セクターは不況時やショック時に急落しやすいため、このETFもその点注意が必要です。
 

VTIの株価は右肩上がりの絶好調

VTIの長期株価チャートを見てみます。

2009年あたりのリーマンショック時では、株価が50%程大きく下落していますが、2-3年ですぐに回復し、その後ずっと右肩上がりで上昇してきました。今では日々最高値を更新し続けています。

米国株は過去100年間を見ると何度も暴落してきましたが、何度暴落しようとそれを乗り越え、上昇してきた歴史があるのです。フェニックスです。
 

VTIのパフォーマンスはVOOよりよい

VOOは比較的新しく過去の比較ができないので、指標であるS&P500と比較をします。
がVTIで、がS&P500です。

非常に似た動きをしていますが、S&P500よりVTIのほうが若干パフォーマンスがよいことがわかります。

中小型株は好景気のときは大きく上昇するため、VOOよりVTIのほうがパフォーマンスが良くなったのだと思われます。

ですが不況の場面では中小型株のほうが大きく値下がりするため、単純にVTIのほうが優れているとは言えません。
 

VTIもVOOも素晴らしいETF

これまでVOOの比較を含めてVTIを紹介してきました。この2つは両方共とても素晴らしいETFだということがわかってもらえたかと思います。

さて、では結局どっちが良いか?というと、冒頭でも書きましたが

「どっちでもよい。好みの問題」だと思います。

VOOは、厳選された500銘柄なので非常に安定的な成長が見込まれます。

逆にVTIは、中小型株の高成長を享受することが出来ます。この特性はVOOにはない魅力となり、VTIの愛好者を増やす要因でもあります。
 

VTIとVOOで迷っている時点で”勝ち”

このVTIとVOOで迷っている時点であなたは”勝ち”なのです。

今後、リーマン・ショックのような金融危機が起これば株価が30%~50%下がってしまう可能性がありますが、それでもめげずにVTI,VOOを長期で持ち続け、買い続ければ、間違いなく利益を出せるETFと言ってしまってよいと思います。

これと言った取引の才能が無く、時間があることだけが取り柄の凡人個人投資家にとって、この2つのETFはある意味最適解と言って差し支えありません。

VTIとVOOで迷うぐらいであれば、サイコロでもあみだクジでもしてさっさと決めてしまい、他のETFにも手を伸ばしてみたほうがよっぽど有意義かもしれません。

ともぞー心の俳句

「なんとなく 僕は好みで VOO」

関連記事

今回比較したS&P500連動のETF、VOOについて書いた記事です。

関連:【VOO】海外ETFといったらまずはコレ。投資神バフェット氏も太鼓判

VTIは米国全体株式への投資ですが、こちらは全世界株式への投資となるVTの記事です。

関連:【VT】これ1つで世界に投資できるETF。でも僕は買いません

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