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【VIX】投資家心理(動揺,高揚)を表す恐怖指数で割安割高買い時を判断する

【VIX】投資家心理(動揺,高揚)を表す恐怖指数で割安割高買い時を判断する

最近世界経済、特にアメリカ経済は絶好調です。トランプ大統領になってからは株価は爆上げ状態でとどまるところを知りません。

僕も「乗るしかない!このビッグウェーブに!」と思っているのですが、いささか遅すぎたかもしれません。巷では、そろそろトランプ旋風は終わる!2017年後半から株価は暴落する!などの噂もちらほらネットで見るようになりました。

そんな今の状況で、自分の資産を全て投資にぶっこむのはいささか危険な気がします。もしも噂通りに株価が暴落をしてくれた場合、そのときに株を買うことができればお金持ちになれる大チャンスです!

そのため今の状況で本当に株やETFを買ってよいのか、なんらかの方法でちゃんと自分で判断することがとても重要だと思います。今の「買ったらなんでも儲かりまっせムード」に惑わされずに、なにかしらの自分の基準を作りたいと思いました。

そこで幾つかの「米国株式の割安割高を判断する目安」になると思われる指標を自分なりに調べてみることにしました。

今回は【VIX】恐怖指数を取り上げたいと思います。
 

VIXとは投資家のビビリ指数

VIXは株式の暴騰時期にも上昇しますが、歴史的には暴落時期に急騰することが多い数値であり、株式が割安な時期を判断する有力な指標になります。

恐怖指数(きょうふしすう、英: volatility index, VIX)とは、シカゴ・オプション取引所(英語版)(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出、公表している指数。
数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされる。
通常は10から20の間で推移する。
※引用元:ウィキペディア 恐怖指数

箇条書きでまとめるとこんな感じです。

  • アメリカの株価指数S&P500の変動が大きくなって、乱高下、暴落、暴騰する時期に数値が跳ね上がる指標です。
  • 米国株式市場のパニック、混乱を通して、世界的な投資家心理の動揺を伝えてくれる指標です。
  • 売りが売りを呼ぶ、急激な下落相場であることを示唆する指標です。

つまり割安に株式を買ったり、割高に株式を売ったりするチャンスを示唆し得る指標とも言えます。

世界金融危機時のVIXがエグい…

次にVIXの長期推移をチャートで見てみます。

 

また過去の主要な高値をまとめてみました。

年月日 出来事 VIX値
1990/08/23 イラク軍クウェート侵攻 36.47
1997/10/28 アジア通貨危機 48.64
1998/10/08 ロシアデフォルト(LTCM破綻) 49.53
2001/09/21 アメリカ同時多発テロ 49.35
2002/07/24 エンロン不正会計事件 48.46
2002/08/05 ワールドコム破綻 45.21
2003/03/12 イラク戦争勃発 34.40
2008/09/18 リーマン・ブラザーズ破綻 42.16
2008/10/24 世界金融危機(VIX史上最高値) 89.53
2010/05/21 ギリシャを筆頭とするPIGSの国債懸念 48.20
2011/08/09 S&Pが米国債を格下げ 47.56
2011/10/04 ギリシャ国債のデフォルト危機 46.88
2015/08/24 中国経済失速懸念 53.29

チャートと出来事の時期を見比べると、出来事の大きさに比例してVIXの値が急激に上がっていることがわかると思います。

それにしても2008年後半はヤバいですね…。結果論ですが、このときに株を始めれば大金持ちになれたかもですね~orz。まあこの頃の僕はまだ大学生で、株や投資の知識ゼロだからどっちにしろ無理ですねw

VIXが30を超えたらヤバい!17~20ぐらいが平均の模様

恐怖指数のデータを見てみるとこんな感じです。

平均値(単純平均)→19.6
中央値→17.7
最大値→80.1(2008.10.27)
最小値→9.3(1993.12.22)

だいたい17~20ぐらいが平均値のようです。30を超えたら投資家がヤバいぐらいに動揺していると考えてよいでしょう。逆にこの時期に株を仕込むことができれば、長期的にはすごく割安で買えることになりそうです。

10ぐらいで安定している時期は、投資家は安心・楽観・高揚していると考えてよさそうです。この時期は割高と判断してもよいかと思います。

30以上 → 世界経済ヤバい!(割安に株を買えるかも!)
17~20 → 普通
10以下 → 超絶安定!(株価が割高とも言える)

わかりやすいように、チャートに線を入れみました。

このチャートを見れば、比較的すぐに今の米国株式市場が割高か割安かわかると思います。

この指標だけを過信してはいけませんが、少なくとも1つの判断材料にはなりそうです。
 

VIXが30を超えたら絶好の買いチャンス!

VIXとS&P500のチャートを比較してみました。

赤い線はVIX値30の線です。VIXが30を超えたときにS&P500が暴落しているのがわかると思います。VIXが30を超えたら買いのエントリーチャンスと考えて良さそうです。

割安割高の判断材料として十分使えそうですね!

VIXのみで判断するのは危険ですが、1つの判断材料としては十分使えそうです。特に明確に30以上だと割安!という基準値があるので、初心者にもわかりやすい判斷材料になってくれると思います。

VIXを常に気にしつつ、より割安な株価でエントリーができるようにしたいです!

 

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