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【VDC】不況に強く長期投資として最強な生活必需品セクターETF

【VDC】不況に強く長期投資として最強な生活必需品セクターETF

今回はVDC バンガード・米国生活必需品セクターETFの特徴を分析してまとめてみました。

VDCはバンガード社の生活必需品セクターETFです。MSCI USインベスタブル・マーケット・生活必需品25/50インデックスをベンチマークとしてるETFになります。このインデックスは、名前を見たらわかると思うのですが米国の生活必需品セクター株式銘柄で構成されています。

生活必需品セクターは、食品・飲料・タバコの製造業者・流通業者のほか、非耐久家庭用品・パーソナル用品の製造業者など、傾向的にそれほど景気循環に対して敏感でない業種の企業で構成されています。

生活必需品って、不景気でも関係無く買いますからね。
 

VDCはパフォーマンスが非常に優れている

VDCのパフォーマンスは非常に優れています。2004年の設定来、年率のパフォーマンス10.39%となります。直近5年間だと年率13.07%です。僕が最強だと思っているVOOの直近5年年率13.26%にかなり肉薄しています。

直近5年間は市場がだいぶアゲアゲな状態でした。生活必需品セクターは景気に左右されにくいという特性があるため、今後もし不況になった場合はVOOのパフォーマンスを上回るはずです。
 

VDCの保有銘柄

VDCの保有上位10銘柄を見てみます。

銘柄名 構成比
P&G 10.7%
コカ・コーラ 7.9%
フィリップモリス 7.9%
ペプシコ 7.2%
アルトリアグループ 6.2%
ウォルマート 5.0%
CVSヘルス 3.6%
コストコ 3.6%
ウォルグリーンブーツ 3.5%
モンデリーズ 3.3%

純資産総額に占める上記の上位10銘柄の割合は58.9%です。

P&G(PG)、コカ・コーラ(CO)といった、日本の子供でも知っているような、普段の生活に馴染みのある有名企業が並びます。

フィリップモリス(PM)世界最大のタバコメーカーです。日本で馴染みのある「ラーク」「マールボロ」や「パーラメント」などはここの銘柄です。

ペプシコ(PEP)はご存知ペプシ・コーラのメーカーです。飲み物の他にもスナック菓子も売上が大きく、「ドリトス」「チートス」などはペプシコの製品です。

アルトリアグループ(MO)タバコメーカーで、元はフィリップモリスと同じ企業です。アルトリア・グループのタバコ事業国際部門をスピンオフしたのが、フィリップモリスです。

ウォルマート(WMT)世界最大のスーパーマーケットチェーン(小売業者)です。日本では、皆さんご存知の西友がここの子会社となります。

CVSヘルス(CVS)ウォルグリーンブーツ(WBA)米国の2強ドラッグストアチェーンです。日本で言うところのマツキヨとかにあたります。

コストコ(COST)は日本でも有名ですよね。会員制で大量仕入れ大量販売で広く支持されている小売業者です。僕も1度行ったことありますが日本では考えられないスケールでしたw

モンデリーズ(MDLZ)クラフトフーズの海外部門となります。「オレオ」「ナビスコ」「クロレッツ」などはここの製品です。

調べてみると、あらためて一般庶民に馴染みのある有名企業ばかりということがわかります。
 

VDCのセクター別構成比率

VDCのセクター別構成比率を見てみます。

 

上位4グループで70%もの比率を占めています。家庭用品、清涼飲料、包装食品・肉は、どんなに不景気になっても変わらず購入すると思います。そのためここの比率が高いことによって、景気に左右されない安定的なパフォーマンスが発揮できているんだと思います。

タバコは最近規制が厳しくなってきていますが、利益率が非常に高い(ほぼボッタクリ)事業なので安心です。それに今タバコを吸っている人は、たぶん1箱1,000円になっても買うんだと思います。僕の父親とかその典型です。はい。
 

VDCの経費率(信託報酬)はお安い0.10%

毎回言っていますが本当に海外ETFは安い!100万円預けてても経費は年間1,000円です。日本の信託会社も見習ってほしいですね。
 

VDCの配当利回りは2.41%と普通

配当は年4回で、年間の配当利回りは約2.41%とまあそれなりです。値上がり益と配当でトータルの利益を狙いましょう。
 

VDCは長期だとバフェット氏推薦のS&P500にも勝っている!

長期のチャートを見てみます。

長期で見ると順調な右肩上がりです。緑色のラインがS&P500インデックスですが、比較をするとVDCが余裕で勝っていま

特に注目すべきは、2009年のリーマンショックあたりです。S&P500に比べ、VDCの下落幅はかなりマイルドになっていることがわかります。やはりVDCは不況にも強いようです。
 

VDCは今が買い時かもしれません

僕は指値を入れる際に、2年間チャートで75日,200日の平均移動線を見ます。

基本的には75日線で指値を入れており、もし200日線まで値が落ちたら大量に買うといった感じです。

VDCこれにあてはめると、今75日線より下がっており、もう少しで200日線にタッチします。
今月もし200日線にタッチしたら、もうちょっと買い込もうかと思っています。
 

VDCは今一番オススメできるETF

VDCがいかに不況(下落時)に強いかがわかったと思います。今は北朝鮮リスクやトランプリスクで、いつ株価が大幅に下落するかわかりません。こういうときにこそ、VDCの割合を増やす時期だと思います。
 

VDCの懸念はAmazonか…

最強に思えるVDCですが、1点将来に懸念があります。

それは、Amazonなどのネット小売業の台頭です。ただでさえ競争が激しい小売業ですが、最近のネット小売業は目を見張るものがあります。日本でも、Amazonに負けてどんどんお店が閉まっているのをヒシヒシと感じています。何を隠そう私もAmazonのヘビーユーザでして、2008年からプライム会員に加入しています。

まあそうは言っても、上の「産業グループ別の構成比率」見てもらえばわかる通り、VDCの中で小売業の割合はそんなに高くないため、そこまで気にすることもないかと思います。

VDCは、将来僕のポートフォリオの中核を担ってもらおうと考えているETFです。
 

ともぞー心の俳句

『とりあえず どんなときでも コーラ飲む』
 

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