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【社畜・ウォーズ】エピソード3/シス(テム)の復讐

【社畜・ウォーズ】エピソード3/シス(テム)の復讐

エピソード2の続きの記事になります。
【社畜・ウォーズ】エピソード2/社会の攻撃(洗礼)

そんなこんなで死にそうになりながら、Wさんと一緒に、障害対応に追われつつ半壊プロジェクトの業務に勤しんでいたのですが、ここで無慈悲な人事が発動します。

【入社2年目)】いきなり半壊プロジェクトのNo.1へ

なんと僕の指導をしてくれていたWさんが、全社でも大問題になっている大炎上新規プロジェクトに異動させられることになってしまいました。心身丈夫で優秀なプロ社畜はどんどん最前線へ送られていってしまいます…

Wさんが異動したことで、つまり僕は今のプロジェクトのトップになってしまいました。しかしそんなに狼狽えることはありませんでした。幸いWさんからは様々なことを教わっていたのでトップになってもなんとかなる自信があったのです。

更に、元々運動部で年功序列縦社会。”上の言うことは絶対” という意識だった僕ですが、この会社は、歳や役職名に関係なく、正しいと思ったこと、間違っているといると思ったことことは目上の人にもガンガン意見をします。時には説教までしたりします。そんな風土に触れ、僕も上の人にも自分の思ったことを躊躇せずに意見できるようになっていました。

障害数を激減させてプロジェクトをたてなおす

プロジェクトのトップとしてなんとかやれる自信はあったのですが、そうは言ってもWさんの抜けた穴はあまりにも大きい…。

そんな状況でも、役員から「障害を減らせ!」と突つかれまくります。理不尽に怒られるのがイヤだったので、”今絶対的に人が足りていない”ということが論理的にわかる資料を作って、役員に説明しに行きました。

[baloon-line-left img=”/wp-content/uploads/2017/08/icon_coco.png” caption=”役員くん”]早く障害を減らせ!なんとかしろ!(具体的プラン無し)[/baloon-line-left]
[baloon-line-right img=”/wp-content/uploads/2017/08/icon_tomozo.png” caption=”ともぞー”]いや、人いないから無理ですって。トップだったWさんも抜けたんですよ?通常業務に加えて障害削減をすすめるならだれか優秀な人を追加してください。(半ギレ)[/baloon-line-right]
[baloon-line-left img=”/wp-content/uploads/2017/08/icon_coco.png” caption=”役員くん”]うちの社員を追加することはできない。でもお金なら俺の裁量で800万円用意できるから使っていい。だからこれでなんとかしろ。[/baloon-line-left]

[baloon-line-right img=”/wp-content/uploads/2017/08/icon_tomozo.png” caption=”ともぞー”](え?…マジ!?)…わ、わかりました…。やってみます…[/baloon-line-right]さすが大企業の役員ともなると800万円ぐらい自由なに使えるんダナー。

という感じで、予想外なことに活動資金を得てしまったために、障害削減運動をちゃんと始めなければならなくなってしまいました。

まずはどの部分を改修すれば効率的に障害が減らせるかの分析をしました。

ここは僕が適任なので、深夜帰宅後の自宅で死のそうになりながらまとめました。

あとは実際の改修作業です。ここは本業がある僕にはとても時間がなくてムリです。

そこで信用のおける下請け会社のリーダーに、優秀な人を障害削減用に2名準備してもらうことにしました。ここで役員からの800万円が活きるわけです。

この2名を手足として使い、障害削減運動を推進していきました。

その結果、半年間の障害削減運動によって、大小含めた障害数は

[元々]約350件/月約20件/月

と、激減させることができました。過去数十年の負の遺産を払拭することができたのです。

この数字のインパクトは結構大きくて、役員からもお褒めの言葉をいただけました。

この功績で給料が上がったりして、同期の中でもかなり給料はいい方になりました。

そして何より、今まで障害対応に使っていたメンバや時間を、通常の業務に割り当てられるようになったため、プロジェクトが非常に楽になりました。

頑張ったかいあってやっと…やっと一息つける状況になったのです。

…ところがそんな僕を更なる悲劇が襲います…。

エピソード4へ続く。

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